スポーツ俳句~17文字で旬のスポーツを味わう!~ -4ページ目

落合監督の涙の訳

「天の川 涙とともに 宙に舞ふ」


 中日が、巨人を延長12回、9-3で下し、2年ぶり7度目のセ・リーグ制覇を果たしました。就任3年目で2度目の優勝となった落合監督、試合中から涙、胴上げされて涙、インタビューでも涙が止まりませんでした。阪神の猛烈な追い上げなど、相当な重圧がかかっていたのでしょうね。ともかく、おめでとうございます!

体育の日の逆十字

「体育の日 厳しく決まる 逆十字」


 Hero'sで、金子賢は、所英男に何もさせてもらえず、逆十字で一本負け。これからも格闘技でいくんでしょうか・・・。一方、秋山成勲は、‘猛獣‘メルビン・マヌーフのラッシュをかいくぐり、これまた逆十字で一本勝ちし、世界王者に。総合で大成しましたよね。

ソフトバンク、第2Sへ

「体育の日 パナマ運河へ スリーラン」


 パリーグのプレーオフ第1ステージ、西武対ソフトバンクの第3戦は、ソフトバンクが6-1で逆転勝ちし、第2ステージに進出しました。同点で迎えた8回表、ズレータ選手が3ランを放ち、勝負を決めました。ズレータ選手の「パナマウンガー」の雄たけび、いつも以上に響いていましたね。

 一方、レギュラーシーズンの大半を首位で過ごしてきた西武は、本当に悔しい敗退となりました…。

教員に負けたラモス

「教員に ゴール割られる 寒露かな」


  サッカーの天皇杯3回戦で、東京ヴェルディは、栃木SCに、0-1でまさかの敗戦。天皇杯5度の優勝を誇る名門チームが、メンバーの半分が教員で占められるアマチュアチームに敗れるという、大波乱でした。ラモス監督、大丈夫ですか???

 今日は、暦の上では「寒露」。 露が冷気によって凍りそうになる頃ということですが、暖かい一日でしたね。

ハンカチ王子が返り討ち

「天高し 打つも投げるも 絵になるね」

 夏の甲子園の再現となった国体の決勝で、早稲田実業は、1-0で駒大苫小牧を返り討ち。早実の斎藤君は、駒苫の田中君との投手戦に、自らの決勝タイムリーで決着を付けました。この名勝負、プロでもみたいですね。

ビッグマウスが・・・

「衣替え ビッグマウスは 開かれず」


 10月18日に予定されていた亀田興毅選手の初防衛戦について、協栄ジムの金平桂一郎会長が会見し、練習中のけがにより延期することを発表しました。

 ショックから会見に同席できなかった亀田選手、しっかりと治して万全の状態で完全決着をめざしてほしいですね。

ディープ、夢破れ・・・

「十月の パリ三着に 夢破れ」


 フランスで行われた凱旋門賞で、期待のディープインパクトは、3着に終わりました・・・。一度は先頭に立ったのですが、残念でしたね。

バンナのファイト

「九月末 大巨人へと 飛びかかり」


 K-1ワールドグランプリ開幕戦で、ジェロム・レ・バンナ選手が、チェ・ホンマン選手に、延長戦の末、判定勝ち。K-1の番長らしく、大巨人に対し、真正面から勝負を挑んで勝利したバンナ選手、すばらしいファイトでしたね。

タイガース、奇跡かも

「虫の声 奇跡信ずる 猛虎かな」


 阪神が、4―0で中日との3連戦の初戦を制しました。七回二死満塁からの、代打今岡選手の走者一掃のツーベースが効きましたね。これで9連勝で、ゲーム差を2に縮めた阪神、奇跡を信じたい気持ちになってきました。

日ハム対阪神を

「シーズンを 1位で通過 北の秋」


 日本ハムが、ソフトバンクに勝ち、シーズン1位通過を果たしました。シーズン前には、ほとんど誰も予想しなかった展開ですが、この際、新庄選手に最後の舞台を与えるため、日本シリーズで阪神と対決することを望んでいる私です。